季節の健康サポートや医療に関わるお知らせ
当院からのお知らせや、地域の皆様にお役立ていただける健康情報をお届けしています。
2016年9月
2016年9月29日
高砂市「高齢者肺炎球菌予防接種」のお知らせ
肺炎球菌予防接種は、肺炎球菌による肺炎などの感染症を予防し、重症化を防ぎます。
接種してから免疫(抗体)ができるまで、平均でおよそ3週間ほどかかります。
定期接種の対象者:
平成28年度に以下の各年齢となる人。
65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳。
接種期間:平成28年4月1日から平成29年3月31日まで。
接種回数:1回。
接種料金:4,000円、※世帯全員が市民税非課税の人、生活保護受給者は無料。
※定期接種の対象者以外の人が接種を受けられる場合は、任意接種となり、費用は全額自己負担となります。
接種場所:高砂市指定の実施医療機関で接種。
平成28年度 高砂市高齢者肺炎球菌予防接種 実施医療機関一覧表.pdf
定期接種は、自治体(市町村及び特別区)が実施する予防接種です。接種当日、明らかに発熱している人は予防接種を受けることができません。接種にあたって気にかかることがあれば医師にご相談ください。
【関連記事】
≫高齢者肺炎球菌予防接種のお知らせ
(高砂市ホームページ)
2016年9月15日
秋の花粉症に注意
朝晩が急に涼しくなる初秋頃、目のかゆみ、鼻水やくしゃみなど、花粉症の症状が出たら、原因は「草本花粉」かもしれません。「草本花粉」は、イネ科やキク科、ブタクサなど雑草の花粉です。
花粉は春だけではなく夏から秋にも飛散し、秋の花粉は8月下旬~10月末まで続きます。
秋の花粉症の症状
秋の花粉症の原因であるイネ科・キク科のブタクサやヨモギが原因の症状は、春のスギ・ヒノキの花粉症と同じように、鼻や目、皮膚のかゆみなどが特徴です。
春の花粉は、花粉粒子径が大きいため、目や鼻粘膜に留まりやすく、鼻水やくしゃみ目のかゆみが代表的な症状ですが、秋の花粉の中でもブタクサの花粉は粒子が小さく、気管に入って「ぜんそく」のような症状を引き起こすことがあります。
朝晩が急に涼しくなる初秋は、体調を壊しやすい時期ですが、風邪かな?と思っているのは、もしかしたら秋の花粉アレルギーかもしれません。鼻ムズやのどがイガイガするといった症状を感じたら、医師にご相談ください。早めに対処していきましょう。
2016年8月
2016年8月21日
夏の疲れに充分ご注意ください。
気象庁によると「9月中旬まで全国的に平年より暑く」8月中旬以降も残暑が厳しい見込みです。
時期をあらわす「立秋」。夏から秋へ季節が移り変わり始める日という意味でも使われます。ちなみに2016年は8月7日でした。暑い日が続く中で、秋を実感しにくいのですが、空をよく見てみると、いわし雲やうろこ雲など入道雲(秋空の雲)が見られるようになっています。
今年は残暑が長引きますので、熱中症だけでなく夏の疲れ・夏バテにも気をつけてください。
水分をこまめに取り、できる限り暑さを避け夏を乗り切りましょう。